いつまでも「ひとりでアジャイル」とか「しなければいけないアジャイル」とか (>_<)

僕は個人的に、いつまでたってもひとりでやっているアジャイルとか誰かに強制されてやっているアジャイルアジャイルじゃないと思う。

まず、「ひとりでアジャイル」。これは飲み会で上司の陰口をたたくようなもの。オフィシャルじゃないところでいくら正当な意見を言ったところで改善は起こりえない。何も変化せず、自己満足で終わってしまう可能性が高い。みんなを引き込めないからといってあきらめてしまっては駄目だ。もし現在のプロジェクトのメンバーがあなたひとりだけなら少し話は違うだろうが。

次に、「しなければいけないアジャイル」。最初はこれでもいいだろうが、自主的な「してみようというアジャイル」に変化していかない場合は、プラクティスをただ実践しているだけで価値を上げる方向に行動することを忘れてしまっているのかも知れない。

アジャイルを始めるきっかけなんて、なんでもいい。隣のチームがやり始めたから自分のチームでも始めてみようとか、何とか今の状態を変えたいんだけどとりあえずアジャイルでやってみるかとか、いろいろあるだろう。また、どんなところから始めてみてもいい。ただ、アジャイルで開発することを目的だと勘違いしては駄目だ。目的はいつでもゴールにたどり着くこと。それ以外はありえない。

要するに始めてからが大事。継続と改善が起こらない場合は、何かがおかしいと思うべき。チームのメンバーのベクトルが同じ方向に向いていると体感できなければゴールにたどり着くことなどできないのだから。